新任教育
警備業法では、新しく警備員として勤務する場合は基本教育と業務別教育を合わせて
20時間以上の新任教育の受講が義務づけられています。
当社では、それらを踏まえて3日間の新任教育と1日以上の実地研修を実施しています。
基本教育
警備業務実施の基本的な法律(刑法、刑事訴訟法、遺失物法等)の
教育を実施しています。
業務別教育
当社の行っている交通誘導警備業務、列車見張業務について実践的な
方法で教育を行っています。
現任教育
警備業法では、警備業務に従事している警備員は4月1日から翌年3月31日の年度ごとに
基本教育と業務別教育を合わせて10時間以上の教育受講が義務づけられています。
当社では毎年5月頃と1月頃の2回に分けて、この教育を全警備員が受講しています。
この現任教育を受講することで警備業務に関するよりよい知識、
技術の向上維持に努めています。
交通誘導警備員の教育
昭和の時代から自動車の使用台数は増加の一途を辿り、
現在富山県では一家に1台から一人に1台という状況に
移る勢いで増加しています。
長期に渡る車社会のためのドライバーの年齢層が若年層から
老人層まで多彩となり、交通渋滞と相まっ
てドライバーのストレスが年々高まってきているようです。
また全国的に交通モラルも低下してきてい
ることが指摘されています。
このように、交通事故が起こる要因が多くなってきている
背景を踏まえ、当社では交通誘導員の教育は実践に役立つ
ものでなくてはならないと考えています。
座学では、基本的な教育に加え実際の工事現場での事故例を挙げて、
その事故防止方法についてグループ別に提案させて吟味するなど、
各警備員が真剣に取り組むような方式をとっています。
警備員は安全を守る目的で勤務していますが、このことは、
視点を変えると事故が起こった場合にその現場
にいる確率が高いと言うことになります。
実技教育では、合図、基本動作の徹底はもとより、
万が一の事故にも備え、救命措置の講習を受講させています。
列車見張委員の教育
列車見張業務は営業線又は、これに近接する作業現場において、
乗客、列車等及び作業員の安全確保を任務とする重要な業務です。
もし、接触事故が起こった場合、一般の交通事故と比較して
被害者が死亡する確率が高く、大事故となってしまいます。
そのため、JRでは触車事故防止要領を細部に渡って指示し徹底するよう義務づけています。
当社では熟練の有資格者が高い安全意識を持って指導教育を行っています。
【主な教育内容】
1)触車事故防止要領
2)S(指差確認)、T(待避)、K(片手水平上げ)など基本動作の徹底
3)ダイヤ表の見方4)業務用無線機の取り扱い及び通話方法
5)信号旗の使用方法 6)信号炎管の使用方法 |